碓氷峠鉄道文化むら

物件の所在地:群馬県松井田町
あし:JR信越線横川駅よりすぐ
しなの鉄道(他)軽井沢よりバス便もあります


みなさんこんばんは。
今回の物件は旧横川機関区内にあります、
「碓氷峠鉄道文化むら」であります。
実はこれまで何度も行こうと思っていたのですが、
よ〜〜やく行くことができました。
結構面白い処なんです・・でも・・・一つ言わせて頂くなら・・・

「鉄道文化」などと言いながら、往年の国鉄車両が数多く展示されていながら、
信越本線によるアクセスが
あまり良くないのです。

できればマイカーによるご来園をお勧めします(きっぱり!!)。
他行った帰りにぶらっと寄れる処だと思っていたのになあ・・・
家族連れでもない限り一日かけて行くような処でもないしなあ・・・
この件に付きましては関係各位に善処していただくようお願いします。
まあ、職員の方も車で出勤されているとは思うのですが・・・
(いや、最初はもっときつい文章書いたんですよお。これでも押さえたんですよお。)

日本の「鉄道文化」を再考する上で一度行かれることをお勧めします。
いえ、行こうとしたら考えざるを得ません。
ホント、あまり車で出動したくはないんだよ。悲しくなってくるよ・・・(トホホ)



園内を走る2フィートナローの機関車10000型。
これは他行った帰りに道路側から。
ちょうどしまう所でした・・おい! まだ明るいぞ!!
4時にはもう閉園なのです。3時過ぎには入れなくなります。
もう少し長くやってほしい・・・



軽井沢に保存されている10000型電気機関車。
後の改番でEC40となるドイツ製機関車です。
これが10000型機関車のモデルです。
国鉄最初の電気機関車でアプト式区間を走っていました。
晩年は京福電鉄で使用され、引退後この姿に戻りました。
活躍させていた京福電鉄(福井)には敬服いたします(笑)。
考えてみれば一号機関車も島原鉄道から買い戻したんだしなあ。
私鉄あってようやく国鉄の文化財は残された訳だ。



人力で動くトロッコ。
2両配備されています。
「小さな恋のメロディー」のようにして動かします。
(って今の若者判るのか?)
シーソーみたいになっている棒を漕ぐ訳です。



10000型準備中。
SLの走行時、不調になった時の為にスタンバイしています。
こうやってみると全く違和感無く存在している、
普通の入れ替え機関車のようでした。



英国から(ここの為に)輸入されたSL。
これが見たかった〜これ見たくて来たんだよな〜
真鍮磨きだしドームにサイドタンクが決まっています。



園内鉄道の転轍機。
昔の地方私鉄を思わせます。



園内列車の車内。
虹の郷とちょっと似た感じです。
ひとり掛けと二人掛けのクロスシートでした。



なんと珍しい事にここのSLはアウトサイドフレームなのです。
つまりフレームの内側に動輪があります。
かつては日本でも軽便鉄道華やかりし頃、あちこちで使われました。



運転台です。
なんかちょっと近代的な感じもします。



当然うちのHPとしてはまず乗らせて頂きます。
(あとでど〜なったかは推して知るべし)
現在アーチ橋を通過中。
小春日和の日差しが心地よかったです。



あ〜行っちまったよ〜・・・この日は水を送る弁の調子が悪かったようです。
これから本格的に撮ろうと思っていたのになあ・・



転車台も完備しています。
待てよ・・・逆向きで回る事も有るって事か???



石炭です。本物です。
本当に砕いた石炭というのは初めて見ました。
こういうところは素晴らしいです。



10000型、ピンチヒッターで出動。
やっぱりSLにはかなわないけれど、良い感じです。



右は旧信越本線、そういえば最後の日撮りに来たなあ・・・
ナロー列車はこんな感じでトコトコ走っております。



出た〜! 一つ目巨人サイクロップス!!
ではなくDD53形ロータリー除雪機関車の前頭部です。
おそろしいメカですねえ。



機関車本体はこんな感じです。
実は小さい頃(3歳ぐらいかな?)これの「プラレール」を出せと、
玩具屋の店員にダダこねた思い出があります。
いまだに出ていません。何考えてるんだト○ー、これの美しさが判らんのか?
ところでこの「箱」やっぱり邪魔ですねえ。

他にもJR(旧国鉄)の車両の展示は色々あります。
「999」というヘッドマークを付けたD51とか、
(これはPFだったら許せるよね)
出雲のヘッドマーク付けたEF59とか・・・
空しくなって来ましたか・・・?
あなた! 友達です!!(爆)



EF63を使用したシミュレータもあります。
本当に走り出しそうだな・・・



これもおすすめ。
かつては駅構内に良くいたバタバタ。
(またはバッタ、バタコとも言うらしい。正式にはターレットトラック)
これ、乗れるのかなあ・・・
後ろにちょっと見える得体の知れないディーゼルは、
DB20との事・・・ただのモーターカーだろ・・・
ウソはいかんよ!!
こっちが何も知らないからって舐めてると、とんでもない事になるぞ・・・



ついでですから「DB20」の画像をアップしておきます。
これは本当はTMC500という急勾配用のモーターカーのようです。
(軌道機械のページの方からのご指摘です)
そういえば子供の頃ハドロサウルスの復元図に「スクリューのガー助」って名付けたり、
「塗り仏」という妖怪の絵に「びろーん」なんていう解説を入れたりした本がありましたが、
ああいう「文化」は廃れてしまいましたね・・・
子供の方が編集者より賢くなってしまいましたからねえ。
でもここには残っています(爆)。

ホント、やめて下さい。
小さいお友達が本気にします。


それともここは「博物館」ではなく「見せ物小屋」なんですか?
なんか本当にそんな気がしてきました。マジで。


文句ばっかり言っているような気もしますが、結構感じの良いところです。
お子さんの洗脳にはぴったりの場所としておすすめです。
ただしお父さんが正しい解説をしてあげてください。
戦隊ヒーローのテーマ曲がガンガン鳴っていてうるさいとは思いますが、
私からのお願いです。
でも、「虹の郷」みたいに色々な物が有るわけではないので、
一日居るのはつらいですよねえ。
これで電車で便利に行けたらなあ(←まだ言ってる!)


注:以前の文章で「JRの関連施設」と書きましたが、
場所はかつての横川機関区にあたるものの、
直接の関連施設ではないとの事です。
失礼いたしました。

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